「WiNK UP(ワニブックス発行)」2019年ベストコンビ大賞1位に輝いたのはSexy Zoneの中島健人さんと菊池風磨さんの通称「ふまけん」コンビ。
皆さんそれぞれに「推しコンビ」「推しシンメ」は数多くいるにもかかわらず、この「ふまけんコンビ」が出てくると有無も言わさずこのコンビに投票してしまう、、、そんな不思議な現象も起きていたとか。
彼らはグループ内における「シンメ」(左右対象の位置でパフォーマンスをするコンビの通称)という立ち位置ですが、本人たちもよく自分たちのことを「運命」という言葉で表現します。それほど二人には奇跡的なエピソードが多く存在しています。
ご本人たちも「菊池と中島が対でいる世界がふまけんです。それがすべてです」と豪語する運命のコンビ。
今回は最強のシンメ「ふまけん」についてご紹介します。
ジャニーさんお墨付き「ふまけん」コンビについて
まずはお二人の簡単なプロフィールです。
中島健人
1994年3月13日生まれ
2008年4月19日入所
メンバーカラー:青

菊池風磨
1995年3月17日生まれ
2008年4月27日入所
メンバーカラー:紫

誕生日も1年違いで近い、入所日も1週間ほどしか違いません。
しかもこの入所日の1週間は菊池さんの自宅のFAXが壊れてしまっていたために遅れたと言われています。
入所して間もなく、彼らはジャニーさんから「Youたちは、ずっと一緒だよ」と言われたそう。
入所当時のダンスレッスンからお互い目立っていたこともあり、自然と意識し合う関係になっていたのでしょうか。
「ふまけん」は何から何まで正反対、唯一合うものは・・・
中島さんと菊池さん、二人の性格はほぼ正反対と言っても過言ではないです。
天性の王子様キャラ、自分が周りを引っ張り盛り上げていくというタイプが中島さんです。
常にかがやく存在であり続ける姿はまさに「アイドルの鑑」です。
一方で菊池さんは少し人見知りで、自分のことをあまり前に出しません。
しかし一度心を許せばその飄々とした性格で先輩や職業関係なく愛される甘え上手にもなり、後ろから支える「縁の下の力持ち」タイプです。
同じクラスにいるだけでは絶対に仲良くはなっていなかったくらい正反対な生き方の二人ですが、「グループで上に行くという強い信念」はお互い同じでした。
菊池さんは「それ以外は全部違う」とインタビューで言えるほど、その信念は絶対的なものだったようです。
ちなみにもう一つ合うものは「食の趣味」だと思われます。
同じものを頼みがちだそうで、その場合は気を遣ってか菊池さんが別のものに変えてしまうそう。中島さんは「菊池と同じものが食べたい」とのことです。笑

時にはぶつかり合うことも。運命の「8.25事件」を経て。
前だけを見て走る中島さんと、情熱はあるが少し不器用な菊池さん。
正反対ながら上に行きたい信念は一緒のため、ぶつかることも多かったそうです。
影響となったのは、デビューして2年ほど経ってから次第に現れたメンバー内での衣装やポジションでの格差です。
「グループで」上に行きたいと考えている最中の現状に不満と不安が募り、中島さんも菊池さんもなんとか現状を変えたいと思っていたのでしょう。
しかしまだ二人も年齢的に幼く、どのように解決していけば良いか分からない。正反対の性格ゆえに向き合い方も違ってしまった二人は、次第にぎくしゃくした関係となってしまいます。
その後さまざまな雑誌のインタビューで互いの必要性を認識する機会はありましたが、雪解けまであと一歩という平行線が何年も続いていました。
そんな時、二人に大きな転機が訪れました。
2016年夏に行われた中島さんのソロコンサートです。
中島さんのソロコンサートの大千秋楽である8月25日、事務所の先輩である山下智久さんに連れられて菊池さんが見学にやってきたのです。
菊池さんも当初は行く予定ではなかったそうですが、スケジュールが空いていたのと山下さんが一緒に行ってくれるということもあり、見学を決めたとのことです。
菊池さんが見学に来ていることを中島さんが知ったのはMCの途中。喋る内容も決めていた中島さんでしたが、菊池さんに気付いた瞬間頭が真っ白になってしまったそうです。笑
「世界で一番来ないと思ってた奴がライブに来た」
「“8.25事件”と名付けて俺の歴史に刻んでおく」
と、中島さんの喜びは計り知れません。
後から判明したことですが、菊池さんも当時「(今の状況を)なんとかしなくちゃいけない」と思っていたらしく、見かねた山下さんが仲を取り持ったようです。
直前にグループ内での格差問題も解決したということも手伝ってか、この後から二人の関係性は一気に良くなり、無事に雪解けを果たしました。
最高最強シンメのこれから
雪解けを果たした二人は、今まで以上に「シンメ」という最強の武器を意識するようになりました。
5人で売り出すことの大切さと重要さを経て、中島さんと菊池さんは改めて「二人で立つことの意味」の大きさを実感しているそうです。
菊池さんは雑誌のインタビューで「僕と中島のペアの爆発力は、どうしても無視できないものがある」と語っています。(an・an No.2165より)
それを物語るかのように二人での仕事が次々と決まり、そこからさらにグループや個人の仕事が増えてきています。
気になった方は最近の二人の個々の仕事を見てみてください。きっと正反対の方向で戦っています。笑
正反対の性格でもお互いリスペクトする関係。最悪だけど最高な関係。
これからもその最強の関係性を武器に、グループを更なる高みへ押し上げていってほしいですね♪
