ジャニーズの中でも演技派として注目を集めている桐山照史くん。
そんな彼の演技についてまとめていこうと思います。
これは私の主観を含めた個人的感想に過ぎないですが、彼が演技派といわれる理由について触れていきたいと思います。
桐山照史くんのプロフィール
桐山照史くんは7人組のアイドルジャニーズWESTのメンバーです。
大阪出身でジャニーズWESTの中では切り込み隊長と呼ばれるほど、トークがうまくバラエティーでも関西人らしい回し方で人気があります。
そんな彼はジュニア時代から多数のドラマに出演し、その名を轟かせました。
演技派桐山照史くんの実績
桐山くんの演技としての最初の転機はやはり2010年の月9ドラマ「流れ星」での演技だと思います。
主演の竹野内豊さんの妹役の北乃きいさん演じる病気のマリアと同じ病を持つ男の子の役を見事に演じきりました。
彼が死んでしまう場面は多くの感動を与えたと思います。
そこからというもの、桐山くんは数々のドラマにジュニアながらに出演していきます。
今ではジュニアがドラマに出るなんてザラでも当時はとても珍しかったように思います。
そして、デビュー後に朝ドラにも出演するなど彼の演技は留まることを知りません。
ジャニーズWESTの名がまだ売れてなくても、桐山くんの顔を見て「朝ドラの子」という人は少なくないと思います。
それほどまでに記憶に残る演技をしてきました。
映像から舞台へ
桐山くんの演技は映像から舞台にシフトチェンジしていきます。
その転機となったのは舞台「アマデウス」ではないでしょうか。
当時松本幸四郎(元松本白鸚)さんが長年サリエーリ役をしてきた舞台でモーツァルト役に大抜擢。
襲名前の記念すべき舞台のモーツァルト役として選ばれることのプレッシャーもあったかと思いますが、1幕目はとても陽気なモーツァルトがだんだんと崩れていき、2幕目では衰弱していく姿を見事に表現していたと思います。
最後の松本さん演じるサリエーリと桐山くん演じるモーツァルトが対峙するシーンは会場が息を呑むほど緊迫し目が離せなくなりました。
松本さんもパンフレットの中で「桐山くんは演技の素晴らしい素質を持っている」と言っています。
演出も行う松本さんに認められたのです。
ここから桐山くんの舞台役者としての道が切り開かれたように思います。
次は「マリウス」
これはもともと今井翼くんが演じる役でしたが療養のため代役として主演に抜擢。
演出は山田洋二さん、そして豪華なキャスト陣に引けを取らない演技を見事にしていました。
今井くんのマリウスとはまた違ったマリウスを見事に演じていました。
その証に山田洋二さんからなんとボールペンを受け取った桐山くん。
このボールペンは付き人の人曰く桐山くんで二人目だというのです。
山田洋二さんにも認められるほどになったのです。
そこから黒柳徹子さんが長年続けてきた海外コメディシリーズのファイナル公演「ライオンのあとで」にも出演しました。
これもまた難しい役どころでした。
軍医が戦時中に頭部を負傷し障害が残ってしまうという難しい役です。
1幕では、名医と呼ばれるくらいだったのに二幕目では障害の影響で言葉もままならないほどになってしまった軍医。その演じ分けも見事にこなしました。
桐山くんがこの役に選ばれたのは、「アマデウス」をみたスタッフが黒柳徹子さんに面白い子がいると推薦をしたそうです。
その後も「泣くロミオと怒るジュリエット」で吃音のロミオを演じるなど着実に俳優としての名を轟かしています。
桐山くんの演技が絶賛されるワケとは
このように桐山くんが舞台に呼ばれるには相当の努力をしてきたからだと思います。
今まで培ったものを場面に合わせて使い分ける要領の良さや頭の回転の速さはバラエティーで培ってきたものです。
そうしたものを使いどころにあわせていくことが彼にはできるのだと思います。
そして、舞台映えする声のトーンと大きさです。
ジャニーズとして長年歌ってきたことで舞台などの大きな会場で会場いっぱいに声を届けることができるからです。
自分が今まで培ってきたものを発揮することが桐山くんにできるから、その演技が絶賛されるに値するのではないでしょうか。
今後の活躍
今後は桐山くん自身、ミュージカルに出演したいと思っています。
彼はジャニーズの中でも歌がうまくその歌声も評価されてきました。
先ほど挙げた「マリウス」でもその歌声をいかんなく発揮し、「泣くロミオと怒るジュリエット」では歌って踊るシーンも見事に演じていました。
そして彼自身同じ事務所であるV6の坂本くんとミュージカルで共演したいいとラジオや雑誌などでも言っていて、坂本くん自身も桐山くんと共演してみたいと、こちらの世界に来てほしいとラジオで行っています。
二人のミュージカル共演が見られる日も遠くないかもしれませんね。
今後ますます活躍する桐山くんの姿から目が離せません。