ヤンチャなイメージが強いKAT-TUNでは地味な立ち位置である中丸くん。
ゆっちの愛称で親しまれています。
デビュー初期までは「KAT-TUNらしく」を追求し、襟足を伸ばし、ピアスや着用、胸元をあけてオラついていました。
大人になりそれらは封印され、本来の中丸くんの姿が徐々に表れ始めました。
シンメトリーである上田くんと同じく埋もれがちでしたが、彼なりの立ち位置に気づきます。
グループに合わせて無理なキャラ作りをせず、「自然体の中丸くん」が評価されつつあり、近年の仕事へ繋がっています。
そんな中丸くんの魅力をみてみましょう!
ジャニーズ入りのキッカケは中学3年生時の同級生。
「ジャニーズ事務所に出したほうがいいと思う。履歴書を全部書いたから、あとはハンコを押してくれれば送るだけ」と言われるがままに出しました。
それまで話したこともない女子3人組の急な薦めだったようですが、「とても感謝している」と頭を下げていました。
中丸くんがデビューした後もコンサートに来てくれていたそうです。同期はKAT-TUNの亀梨くん、赤西くんなどです。
KAT-TUNメンバーの2人と違いあり?!
コンサートでは「帝王」なのに実はビビり
KAT-TUNのコンサートの名物といえば多量の「特効」。
消防法ギリギリの火事クラスです!(消火器も用意されているくらい“ギリギリ”です)
メンバー×特効#おいでよkattun特効沼 pic.twitter.com/QZHP6B21sA
— 亀田 竜丸(かめた たつまる) (@katukisu) May 4, 2016
KAT-TUN特効担の皆様に捧ぐ#おいでよkattun特効沼 pic.twitter.com/zxrg40YxZF
— ハリさん (@amhf_322) May 5, 2016
ヲタクはその演出も含め楽しみにしているのですが、ビビりな中丸くんにとっては恐怖でしかありません。
リハーサルで銃を手にしただけでも耳を抑え怯えますが、本番では何事もなかったかのようにこなすあたりプロです。
高い場所もダメ。
リフトの演出も近くで見るとガクガク揺れるので内心ドキドキしていると思います。
過去の番組でバンジージャンプが飛べず、他のメンバーが促すようにやってみせますが断固拒否。
海に突き落とされそうになれば全力疾走で逃げ、絶叫マシンに乗るのを回避するための対決ゲームは必死。
オバケもダメで腰を抜かすレベル。
コンサートだけは別人です…敬語なのにオラついています。
その姿はKAT-TUNの「帝王」と呼ばれ、ソロコーナーではデジタル音やレーザーを操っています。
ジャンボうちわのデザインが変わらない!!
昔のうちわは背景やポーズともにバリエーションがありました。
個性を出すためそれぞれのメンバーは毎回キメ顔で攻めてきます。
中丸くんは2010年辺りからでしょうか…見分けがつかなくなりました。
向きと表情にこだわりがあり、唯一2014年の分だけ逆向きがあります。
背景の色、わずかに前髪のニュアンスが違うのでそれで年代を判断することになります。(笑)
中丸くん曰く「自分なりのテッパンポーズがあるので毎回同じ」と明かしています。
ファンの間で角度が変わらないと言われているのは認識をしており自覚もしているようです。
ZOZO風ポーズを確認してみるとモデルには「カッコつけすぎてダメ」とバッサリ。
ファンは「ZOZOポーズの方がかっこよくない?」「ZOZOポーズはカッコつけすぎではなく元がスタイリッシュだから仕方がない」という意見が出てました。
KAT-TUN内でのペア・立ち位置
KAT-TUNのメンバー中では上田くんと同い年で年長組ですが、その言動から「爺さん」扱いされます。
亀梨くんと組むと「爺孫」(最年長と最年少)、上田くんと組むと「ロバ丸」(上田くんが入所当初ロバに似ていたことから)になります。
亀梨くんと上田くんがボケ役に回っているので、中丸くんが突っ込み役になっています。
田中くん在籍中までは中丸くんもボケ役でした。
頑なに肌を隠す!見えない!見せない!
亀梨くんや上田くんと違い、衣装は首元までぴっちり閉めているのが特徴です。
布地も少な目。
シューイチを編集しながら、中丸君の衣装を見て光一さん風だなって思っちゃいました。 pic.twitter.com/O4tsfgdEwc
— 睦月 (@Light_prince_51) January 4, 2015
コンサートラストにツアーTシャツを着る場面では亀梨くんや上田くんは破ったりデコったりしているのに対し、中丸くんはほぼ加工ナシ。
アクセサリーもほとんどつけず、衣装としてお揃いのファーを着用する時のみ合わせます。
隠されてしまうと逆に見せてくれ!!と思ってしまうのがファンの心理でしょう。
時折口を半開きにしたり、エロい表情を見せた時は悶絶死します。
前髪のこだわり!くせっ毛な中丸くん
くせっ毛だという中丸くん。前髪のスタイリングにはとてもこだわっているようです。
時折男らしいまゆ毛がこんにちは!した日にはファンが喜びでざわつきます。「今日のスタイリストさんありがとう!!」といった声があちこちから上がってきました。
2020年春、突如変化が訪れました。
あんなにこだわっていた前髪が2つ分け解禁されたのです。これにファンも絶叫!
「今日だけなの?ずっとこれでいくの?」
1度だけではありませんでしたが、今後も続くかどうかは注視する必要がありますね。
中丸くんが持つ才能の数々
手先が器用
「シューイチ」の自身のコーナー「マジすか!」や「家事ヤロウ」で中丸くんの器用さが爆発しています。
短期間で習得するのは難しいのでは?と思われる難題を難なくこなしていきます。裏では努力もしているとは思いますが、生来器用なタイプなのでしょう。
フルーツカットは趣味・特技で、テレビでその腕前を披露しています。日々フルーツカッティングの技術を磨いています。
イラスト描きが趣味で、24時間テレビのTシャツ、公式携帯サイト「中丸のページ」のキャラクター「あいつ」、ソロ舞台「中丸君の楽しい時間」で販売されたパッケージ、『世界ルーツ探検隊』のマスコットキャラクター「ルーツくん」などがあります。
近年のKAT-TUNのコンサートグッズではメンバーのイラストも手掛けています。
(上田くんは自分の顔がガリガリ君に見えるとお気に召していないようです)
シューイチの最後でも手描きイラストを披露していますね。
意識していなくても隠れエロを醸し出す
投げキッスが苦手な中丸くん。
3人同時に投げキッスをするシーンで亀梨くんと上田くんがそれぞれの投げキッスをしているのに対し(亀梨くんが一番得意)、中丸くんは「形だけ」の無表情・真顔でした。
その姿はまさに棒です。
そこがいい!!!キスの安売りしないのでしょう。
しかし、雑誌で脱がされたり濡れ場を要求されると「エロ丸」に豹変します。
できるじゃないか!!
それらの雑誌は永久保存版です!!!!!
手が女性のようにキレイ
「家事ヤロウ」を見ると料理中の手元がアップになることが多いです。
その指先は男性特有のゴツゴツさはなく、すらっと長いのが特徴。指輪のサイズは7号とも言われています。(公称ではありません)
指先の美しさを活かした振り付けもあり、ファンを悶絶させます。
メンバー3人で手を合わせるとやはり男性かな?と感じることもありますが、際立って美しいのが分かります。
生き残りのため努力の欠かさない人
ヒューマンビートボックス
中丸くんの飛び道具といえば「ヒューマンビートボックス」。今やジャニーズの後輩もまねる程です。
ジャニーズでヒューマンビートボックスを取り入れたのは中丸くんが初めてではないでしょうか?
ソロアクトライブ「中丸君の楽しい時間」で自ら構成や演出を担当し、ヒューマンビートボックスを披露しています。
KAT-TUNの楽曲でも取り入れられており、それぞれ持ち場がある内でも中丸くんの見せ場の一つです。
働きながら学ぶ…早稲田大学を5年かけて卒業
近年ジャニーズメンバーの高学歴化が進んでいますが、中丸くんはKAT-TUNで唯一大学を卒業しています。
大学を志したのはデビューをしたのがきっかけで大人と話す機会が多くなったもののうまく会話ができないため。
2002年に都立高校を卒業していましたが、環境問題についてもっと勉強したいという思いが強まり、2008年早稲田大学の人間学部eスクール(通信制)人間環境科学科入学。
5年をかけ124単位を取得し卒業しました。(2013年・当時29歳)
在学中、コンサートツアーやドラマ撮影に期末テストが被った時はきつかったと振り返っています。
午前は大学生、午後はKAT-TUNという生活を送っていたそうです。
卒業論文のテーマは「黒人音楽のグローカリゼーション」でヒップホップ文化について考察しました。
半年かけ卒論に取り組み、発表までの4か月間「シューイチ」が密着。
文献に頼らず取材をするなど自身の意見も取り入れた内容は4万字に及び、中間報告のためキャンパスへ足を運ぶ姿も。
そこで「中丸さんの背景がよくわからない。何というグループ?」と聞かれ、「僕はKAT-TUNのというグループで5人で活動しています。ジャニーズ事務所に所属しています。」と真摯に答えていました。
卒論発表2日前にはメンバーの前でリハーサル。
それを聞いたメンバーから「押しが足りない」(亀梨くん)、「喋り方が淡々としている」(上田くん)とアドバイスを受けました。
当日は撮影禁止でしたが、無事A+の成績をもらうことができました。メンバーの一声あってこそかもしれませんね。
卒業式で校歌を歌う時はいつもの真顔でしたが、式終了後コメントを求められた時は笑顔がこぼれていました。
日曜朝の顔に定着
2011年、情報番組「シューイチ」のコメンテーターに就任しました。
日曜朝の顔となり、KAT-TUNのといえば中丸雄一と答える人が増えてきました。
知名度では亀梨くん、脱退メンバーでは赤西くんや田中くんのイメージが強いと思いますが、テレビの力は強いですね。
コメントは「アイドルだから」とぼやけた内容にならないよう、自身の経験や情報を盛り込むように心がけてるといいます。
その姿勢は坂上忍さんにも評価されています。
中丸くんと女性が絡むと何故か大喜びするファン
キスシーンではファンが悶絶!お赤飯案件
初めてのキスシーンは2014年放送の「ファースト・クラス」。お相手は沢尻エリカさんでした。
か~~め~~~
中丸雄一が沢尻エリカとキスしちゃったよ~~。゜(゜´Д`゜)゜。
か~~め!どうするよ!! pic.twitter.com/fGAisAYXlJ— nami (@nami09150001) May 24, 2014
キスされる側でしたが、ファンは「キス記念日だ!」とお祭り騒ぎ!!
不自然な(ぎこちない?)キスシーンもありました。
亀梨くんから「角度が不自然」との指摘、さすが恋愛ドラマ経験豊富!
中丸くんはキス不慣れ説もありますが、そこがまたファンの心を掴みます。
2019年放送の「わたし、定時で帰ります。」では恋人役の吉高由里子さんとラブラブキスシーンを連発。
バードキスの繰り返しに再びファンは悶絶。このドラマで中丸くん堕ちした人もかなりいるようです。
女性スキャンダルなし!
3人のうち唯一スキャンダルがなく、アイドル的には潔癖で週刊誌にスキャンダルか?という写真が出ればお祝いだ!と赤飯を炊く人も現れました。(笑)
共演者の食事会で事実無根でしたが。
ファンは中丸くんに女性の影があると仕事だろうがプライベートだろうが喜び案件に関してしまうようです。
総じて裏表ある掴みどころのない人で、亀梨くんや上田くんのように強いキャラクター性があるタイプではないです。
それがグループ内で埋もがちになる理由になるかもしれません。
ドラマなどの出演も3人では一番少ないです。
しかし、次々と繰り出してくる「意外性」が彼の魅力です。
バラエティー番組の表情と撮影物(雑誌や広告など)ではギャップあり、どこかすました顔に見えるところがあります。
すました顔は一見そっけない感じもしますが、中丸くんの「清潔感」でもあります。
連続CM起用は中丸くんの「人当たりの良さ」が認められた理由といってもよいでしょう。
仕事の枠が広がれば広がるほど中丸くんの秘めたるものが発揮されていくと思います。
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